着地見込みとは?最終的にいくらで終わるかの予測額をやさしく解説

「予算内で収まる?」と聞かれて、即答できなかった日に

進行中の案件で、「結局これ、予算内に収まりそう?」と聞かれて、はっきり答えられない。請求はまだ来ていないし、確定もしていない。それでも今の時点で出す「たぶんこのくらいで終わる」という金額が、着地見込みです。

着地見込みとは?ひとことで言うと

着地見込み(ちゃくちみこみ)とは、案件が最終的にいくらで終わるかを、途中の時点で予測した金額のことです。ざっくり言うと、「このまま行くと、合計でこれくらいになりそう」という現時点での予想です。すでに確定した費用に、これから発生しそうな費用を足して出します。当初の予算(計画)や、確定した実績とは別に持っておく、進行中の見通しの数字です。

確定済みの費用とこれから出る費用を並べて、最終的な合計がどのあたりに着地しそうかを指し示しているプロデューサーのイメージ
着地見込みは「最終的にいくらで終わるか」の今の時点の予測

イベント現場ではどこで使う?

着地見込みは、予算実績の管理で使います。案件が進むにつれて、見積どおりに進む部分、追加が出た部分、まだ決まっていない部分が混ざってきます。それらを足し合わせ、「最終的にいくらになりそうか」を随時更新します。社内やクライアントへの中間報告で、「今の見通し」を共有するときの数字にもなります。

なぜ大事なのか

着地見込みを持っておくと、予算オーバーの気配に早めに気づけます。確定額だけを見ていると、請求が出そろうまで超過に気づけませんが、見込みを更新していれば「このままだと足りない」と途中で分かり、手を打てます。予算は計画、実績は結果、着地見込みはその間をつなぐ「今の見通し」——この3つを分けて持つことで、お金の状態を正しくつかめます。

具体例で見る

たとえば、当初予算500万円の案件で、すでに確定したのが300万円、残りの作業の見積が180万円、さらに天候対策で追加が出そうな部分が30万円あるとします。すると着地見込みは「300+180+30=510万円」となり、予算を10万円超えそうだと早めに分かります。ここで気づければ、どこかを削るか、追加分を相談するか、選べます。見込みの精度は案件の進み具合で変わるので、確定が増えるたびに数字を入れ替えていくのが前提です。

つまり現場では?

着地見込みを出すということは、「確定したお金」と「これから出るお金」を合わせて、最終地点を今のうちに見にいく作業です。一度出して終わりではなく、状況が動くたびに更新する「生きた数字」として扱う、と考えると役立ちます。

知らないとどう困る?

着地見込みを更新していないと、予算超過に気づくのが請求の出そろう後になり、もう手の打ちようがない状態になりがちです。クライアントに「実は予算を超えていました」と事後で伝えることにもなりかねません。途中で見込みを見ていれば、相談も調整も早い段階でできます。

よくある勘違い

明日やるならこれ

担当案件で、「すでに確定した費用」「これから確実に出る費用」「出るかもしれない費用」の3つを書き出し、足し合わせて今の着地見込みを出してみましょう。それを当初予算と並べるだけで、余裕があるか・危ないかの当たりがつきます。

ひとことで言うと

着地見込みとは、案件が最終的にいくらで終わるかを、途中で予測した金額のことです。

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